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ピンク男子

1990年代末から始まったピンクの人気は2000年代に入っても衰えることはなく、自動車や携帯電話、デジカメなどのプロダクト分野も巻き込み、長く続く流行色となっていた。2000年代後半頃からは、メンズにもピンクの人気が拡大。ピンクを好んで着る「ピンク男子」という言葉が話題を呼ぶ。

そもそもピンクは女性的なイメージを持った色であり、これまで男性が身に付けることはあまりなかった。欧米では男性がピンクを着るとゲイファッションとしてみられることも多く、むしろ敬遠されがちな色だ ったといえる。しかし、あらゆる商品でカラフル化が拡大し、さまざまな色を体験している若年層の男性にとって、ピンクのハードルはさして高くなく、新たな流行色として抵抗なく受け入れられた。
日本流行色協会の良好色調査の結果によると、05年頃よりメンズファッションの売れ筋色の上位にピンクが進出するようになり、以降常に上位に顔を出すようになる。

「ピンク男子」というキーワードは、男性の女性化の文脈で語られることも多い。09年には、女性との交際に興味がなく、優しく大人しい草食動物のような性格を揶揄した「草食系男子」という言葉が流行、「ピンク男子=草食系男子」と捉えられることも多い。併せて、肌の手入れ、脱毛、アロマなど、これまで女性特有とされていたサービスを男性が利用することも話題となった。女性をターゲットとしたメディアや市場が賑わう中で、「男だから」といった抵抗惑もなく、女性の楽しむものを男性も楽しみたいといった志向が背景にあるだろう。

不景気が長く続き閉塞惑や不安惑の漂う社会情勢の中、ピンクの持つ優しさや幸福惑といったイメージが受け入れられたことが、ピンク人気の要因の1つだ。 ますます性差のなくなった市場において、女性が追い求めたこうしたイメージを、男性も同じように心地良い色として受け入れ、ピンク人気はメンズにも拡大することとなった。
また、 女性たちが男性に“優しさ“を求める時代の中で、 男性がそれに応える形でピンクを選んだと捉えることもできるだろう。

 

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