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1人旅でGoToトラベルキャンペーンを使った理想の旅を実現してみた(横浜、野毛町編)

1人旅でGoToトラベルキャンペーンを使った理想の旅を実現してみた(横浜、野毛町編)

更新日時:2020年11月04日

ついにGoToトラベルキャンペーンでずっと外されていた東京都が対象に入ったことによって、益々これから人の流入が増えてくるのではないかという時期に差し掛かりました。

 

旅行中等は羽目を外してしまいがちですが、皆様の地元にも旅行者の方が増えてくるという事で旅行される方も、地元にいらっしゃる方もしっかりと今まで通り、手洗いうがい、マスクなどの感染対策をお忘れなく。

 

さて、そんなGoToトラベルで買いました。横浜行きのチケット。いつもであればLCCで飛ぶところですが、今回はGoToトラベルを使っているのでJALです。GoToサマサマです。

 

何故今回横浜を選んだかというと非常に個人的な理由になるが、つい1か月前に友人が結婚を機に横浜に引っ越し、新生活を送っているからなのである。筆者の住む札幌で送別会を行ったのだが「いの一番に邪魔しに行く」と宣言した手前、次に飛行機に乗るなら横浜には行こうと決めていたのである。
ともあれ、そのままただ邪魔しに行くのでは本当にただの新婚生活の邪魔者となってしまうので、言い訳の様に横浜でのライブ(筆者は音楽活動をしております。)も決め、意気揚々とのり込んだ。

 

実際に横浜に来るのは以前に友人の結婚式でライブした以来だが、その時は横浜駅近くの言うなれば「THE・横浜」だった。おそらく、近郊に住んでいる人以外は横浜と言えば横浜駅周辺や関内周辺のいわゆる「中華街」エリアを思い浮かべるのではないだろうか?

 

しかし横浜と言ってももちろん下町っぽいエリアもあるわけで、今回はそんな横浜の魅惑のエリア「野毛町」に行ってみた。

 

実は野毛町、とても来てみたかった。何せ東京の下町や飲み屋街は粗方手を出して来たので、何となく新しい刺激が欲しかった。

 

 

 

何故かは全くわからないが、この街にはちょっと「ちょっとした上品さ」があるなと感じた。事前に調べた情報によると、この町は戦後に闇市があり、風俗店や場外馬券場なども近くにある、いわばあまり治安が良いとは言えない地域なのだろうと思い込んでいたからなのか、何となくそういった雑多なイメージとはちょっと違っていたというのが正直な感想だった。

 

例えば筆者の住む札幌が誇る歓楽街「すすきの」なんかは、安かろう悪かろうを地で行くような酒を飲み放題で流し込み、ベロベロに酔っぱらった手合いが沢山いる。

 

もちろん他人に迷惑をかけさえしなければそれが悪い(いや、悪いか。)ワケではないが、なんとなく野毛には「ちょっと引っかけて帰る」的な雰囲気が多くの店から感じられた。みんな一様にその日の幸せを噛みしめているという感じ、中々出るモノじゃない。かといって仕事帰りの方々ばかりという訳でもなく、若者も意外と沢山いるのだから、不思議だ。

 

こういった街を「初めて来たのに懐かしく感じる」と表現する書き手は沢山いる。

 

っていうか、この表現に手垢がついて無ければそうやって綺麗に締めくくりたいところなのだが、残念ながらそこまでの情緒を持ち合わせていない筆者でも、また来たいと感じる居心地の良さがある。

 

一杯引っかけて帰る的なお客さんが多い=お店の回転が速いのには「あっちも食べたい、こっちも食べたい」と思うくらい魅力的な店が多いという理由もあるだろう。

 

野毛小路、都橋商店街などなど、有名なスポットはそこにいくだけでいくつものお店があり何処に入ろうか迷ってしまう。しかし、それこそが旅の良い所でもある。今回は先月ここらに引っ越した友人が見つけたお店にお邪魔したが、今度きたら自分でお気に入りのお店を発掘してみたいなと思わせられる、そんな魅力にあふれた町だった。
それこそが昭和レトロな雰囲気や、音楽とも身近にあるという野毛町らしさなのかもしれない。

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