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女性閲覧注意!男性の支持率と女性の支持率が著しく違う、男にだけおすすめしたい漫画3選
更新日時:2020年07月03日
と、まあ煽るようなタイトルになっていますが、別に全然今回おすすめする漫画を女性が見ても不快な思いをするというワケではありません。むしろ強く薦めて行きたいくらいなのですが、実際に男友達に紹介した場合と、女友達に紹介した場合だと断然男性受けが良かったという作品を紹介していきます。
なんでしょうか、女性は基本自分の心理描写を描くギャンブルものというよりは、他者と共感する事が得意なので、共感要素と言うよりもこういった「人間あるある」とでも言うべき醜い部分や愚かな部分がありありと出てくる漫画が苦手な方が比較的多い気がします。おそらく、こちらのページの読者は男性が大半だろうと思うので、見た事ない方は絶対ハマってくれると思います。
それくらい男からの支持率は間違いない作品を3つ紹介します!
嘘食い
ギャンブル好き、福本伸行作品が好きという方は絶対にハマれる作品。
ギャンブルの面白さって沢山あるんですよね。例えば、ギャンブルに負けた後って死にたくなるほど辛かったりするのに、何故か後では笑い話になったり。そんな風に考えてしまう感情や思い込みにとらわれた凡人にはギャンブルは辞めておいた方が良いのかもしれないなと思ってしまう程に時にカッコよく、時に無様に見せつつ最終的に勝ちを積み上げていく嘘食いがめっちゃカッコいいです。
心理描写やギャンブルごとの勝負の揺蕩い方の上手さに関しては個人的に福本作品以上にカタルシスを感じられるほどです。作中のオリジナルゲームごとの細かい設定等も、本当に面白そうに作られているあたり、冨樫義博作品にも通ずるところもあるかも。スカッとしたい方、頭を使いたい方におすすめです。
怨み屋本舗
こちらを書いてから気付いたのですが、嘘食いと怨み屋本舗には共通点がありました。どちらもジョジョ好きで、荒木飛呂彦先生に影響を受けている点。(ちなみにこの記事を書いてる僕もジョジョがフェイバリット漫画ですので、そういった意味で偏っているのかも。)
第一部から現在第六部にあたる「怨み屋本舗WORST」まで続く長寿漫画。所謂胸糞展開も多いが、どうしようもない悪人はほぼ必ずと言って良い程不幸になるか命を落とすかしてくれるので読後感は決して悪くはない。主人公である怨み屋は自分を正義だとはさらさら思っておらず、必要悪であると作中でも何度も語っている。
特に現在のように人々の心が荒むコロナ禍において「自分の意見は多数派、正義である」「だから何を言ってもやっても許される」と思っている利口とは言えない人間の暴走などが目につく中、実際にこういう組織があった方が世の中良くなるんじゃないか?というくらいに思える、間違いなく読んで損はない作品です。
無頼伝 涯
結局出すんかいと言われそうですが、すみません。福本伸行作品です。
ただしその中でもかなりマイナーであり、僕はマガジンでリアルタイムでたまたま読んでいた中高生の時は、その描写のエグさにあまり好きになれずにいました。ですが、大人になってから読み返すと流石に福本漫画なだけあります。
重厚なストーリーに心理描写、ミステリー要素もありつつハラハラさせられる展開、そして完結までかなりサクッと読めてしまう全5巻。
紛れもない名作でした。
福本漫画には珍しく一切ギャンブルをやりません。ギャンブル要素もありません。(他には初期の短編を抜かせば最強伝説黒沢くらい?)黒沢は明るくギャグも交えてすすむ人間ドラマですが、こちらは暗くなる要素アリアリの人間ドラマ。だからこそ、大人の男性におすすめしたい作品です。