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コロナ禍によって売れるようになったもの、売れなくなってしまったもの
更新日時:2020年06月25日
とてつもなくうんざりするほどに長く続いている(2020年5月現在)自粛。この自粛が明けて経済活動も何もかもが解禁になった後、本当に「アフターコロナ」として全く違う世界になっていくのか、それともまた2,3か月後に解禁で浮かれすぎてしまった人々が体調を崩してしまい、自粛期間が再び訪れるのか、それは今はわかりません。
とにかく経済を回さない事にはこのままでは本当に取り返しのつかない事になってしまう、という事と未だ健在でいる新型コロナウイルスの脅威で取り返しのつかない事になるのか、これもまだ全然わからない事です。
しかし、COVID-19が我々の世界に新しいスタイルを取り入れたのは間違いないでしょう。例えばリモートワークに代表される抜本的な働き方改革は、かなり以前から日本で叫ばれていた事であったのに、一向に改善されていかなかった事の一つです。
コロナの影響によって、一部の業種ではあれど間違いなく働き方改革が推進されたことは疑いようのない事実であります。コロナウイルスの影響と言われると、真っ先にネガティブな変化(それが大半なのは間違いでは無いのですが)が取り沙汰されますが、それによって良くなった変化というのも多少は存在する事を認めざるを得ません。そんなコロナ禍において、売れるようになった商品と、売れなくなった商品というモノをご紹介していきます。
売れるようになった商品
①マスクや消毒除菌グッズ
当然ながら、マスクや消毒液やうがい薬、そしてハンドソープなどのグッズは飛ぶように売れておりました。
一部の悪質な輩が買い占めを行い、ネットなどで高額転売していたのも記憶に新しいです(今も一部残っておりますが※2020年5月時点)。
②お菓子作りの材料・嗜好品
そして、こちらもやはりという感じですが緊急事態宣言によりステイホームが叫ばれ、おうちにいる事を余儀なくされた方々が求めたものは、お菓子作りなどに使う商品。エッセンス類や小麦粉やホイップクリーム、シロップやバターなどなどが前年度に比べて非常に売り上げを伸ばしているようです。
こういった商品も転売ヤーは買い占めを行いフリマアプリなどに定額よりも高い値で溢れていたので知っている方も多いでしょう。
その他には、やはり休業状態にあるお店に行けなくなった影響でお酒などもかなり売れておりました。現在でも、いつもよりも売れ行きは好調のようです。
売れなくなった商品
①化粧品・コスメ
一言でいえば、外に出る必要が無くなり自分を着飾る必要がいつもより減ったので、口紅やファンデーションなどの化粧品類、あとは日焼け止めなどがかなり売れ行きが悪くなったと言われておりました。
②酔い止め薬・眠気防止剤
その他にも、やはり外出を避けている影響で酔い止め薬や眠気防止剤などもかなり売れ行きが悪化しているようです。
しかし、逆に緊急事態宣言が解除され人々が外に出るようになってからは一気にV字回復するとは思われます。逆に言えば、解除されたとたんに反動で来る一時的な「外出ブーム」(これから夏だという事も追い風になるでしょう)が来ることを鑑みるに、これから転売目的の連中が買い始めるものと言えばこういった外出に必要なアイテムなのかもしれません。
まとめ
こういった事態になったので結果的に売れた、売れる事が予測できた商品を、高額転売によって本来使いたかった人やアレルギーなどでそれを食べざるを得ない人に回らなくなってしまったりと、他人の足元を見て、努力を嫌い、他人の労働の上澄みをすくいあげてすすろうとする輩が現れてしまったのは悲しいとしか言い様がありません。
当然ながらそんなケチな事をする人間が大成することは無いので、アフターコロナの世界で必要になってくるものや能力を見極め、いち早く舵を切れる人はその後の収入なども一時的なんかではなく伸びていく事でしょう。