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「Wi-Fi遅いよ！何やってんの！」とお嘆きの貴方へ。パラボラアンテナを付けたら、まるで人が変わったかのように働きだすと聞いて早速試してみた！
更新日時：2020年10月13日
先日、YouTubeに8分ほどの動画をアップしようと思ったところ、完了時間の予測表示が「6時間」と出て「何の冗談だろう」と思い、回線の速度を計ってみました。
それが上の画像なのですが、凄くないですか？まさかの上り回線「２５ｋｂｐｓ」。電話線に直でぶっさして「ピーーーーヒョロロロ…」という不可思議な音がしてたインターネット黎明期じゃないんだぞと。思わず、ダイヤルアップ接続で電話代10万円で怒られた時や、ＩＳＤＮ回線で使い放題！と喜び勇んでいかがわしい動画をダウンロードしようとした時に表示された「2日」という絶望を思い出しました。
ウチの回線が実は巷で「死ぬほど遅い」とウワサされているソフト〇ンクエアーなのですが、この時ばかりは本当に苦情のメールの一つでも入れたくなりました。
まあ、これからネット回線に入ろうという方や、Wi-Fiを考えている方はまずソフ〇バンクエアーだけは避けてもらうのは基本として、「自分の家の回線も凄く遅い」「実は私もソフトバン〇エアーなのです」という方。諦めずに一度この方法を試して頂きたい。
それは「パラボラアンテナを作ること」です。
パラボラアンテナの原理は「中学校や高等学校の数学で二次関数のグラフとして学習する y=ax2 で表すことができます。放物線をy軸を中心として１回転させてできた曲面をパラボラ(放物面)といいます。
パラボラアンテナはパラボラ(放物面)の中心軸に平行にやってきた電波がパラボラ(放物面)で反射すると一点(焦点)に集まるという原理を用いており、小型でも性能が良いので電波を効率よく送受信できることが特徴です。」
引用元：広島市こども文化科学館
まあ、早い話が、散らばっている電波を集めやすくなるという事ですね。
パラボラアンテナを作ろう
というワケで、自作でWi-Fi専用のパラボラアンテナを作ってしまおうというワケです。これが実に安上がりで簡単かつ、効果が期待できるらしいので作ってみようと思い至ったわけですが、どのくらい効果があるモノなのか？という疑問を持ちながら作業するのは辛いモノです。というわけで、まずは筆者が人柱になるために、自作パラボラアンテナをこしらえていきます。
用意する物はアルミホイルと段ボールだけ。まずはアルミホイルをこの悪名高き機器の下に敷きます。ちなみに、完成後は非常に不格好にはなってしまうので、お部屋の外観を損ねたくないという方にはオススメできません。
余っている段ボールを、こんな風に切って「ついたて」のような形に折ります。そして、アルミホイルをこの悪魔の機器の後ろに屏風のように広げて置けば…
たったこれだけで完成
出来上がりです。子供の自由研究よりアレなモノが出来上がってしまいましたが、なにせ２５ｋｂｐｓの地獄を抜け出せるのならばそんな事はかまいやしません。早速速度を計ってみます。
ＰＣは現在この記事を書いているので、スマホのWi-Fiで速度を計ってみたところ…
おお！モノスゴイ成果が出ています。下りも6倍くらい上がっていますが、こと上りに至っては1.91ｍｂｐｓと単位から変わってしまっています。２５ｋｂｐｓから考えるとなんと７６倍もの速さになっています！「５Ｇの時代にお前はなにをいってるんだ」「やっとまともになっただけ」と言われたらそれまでなのですが、これならまともにネットも出来るというもの。是非とも同じ様なお悩みを持つ方はお試しください！
ちなみに、これはソフトバンクエ〇ーでの例ですが、例えばポケットWi-Fiのようにもっと小さいものであれば、100均で買えるようなザルにアルミホイルを貼ったり、金属で出来たボウル（料理に使うアレです。）を使って、さらに効果の高い仕組みのパラボラアンテナを作る事も可能です。置き場所に合ったパラボラアンテナを作り、あなたのインターネットライフがさらに快適になる事を願っております！
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