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【カジュアルスーツとフォーマルスーツ】両者を比較して分かった着こなし方を簡単レクチャー!
更新日時:2020年05月19日
男性は社会人になって特に着る機会の多いスーツですが、境界線が非常にあいまいだと感じている方は多いのではないでしょうか?
サイトや雑誌を読んでも書いてあることが違ったりして迷ってしまいますよね。
30代、40代の熟練した男性としてはそんな違いもしっかりと理解して普段のスーツ選びから取り入れていきたいものです。
今回はそんなお悩みをすっきりと解決いたします。
目次
素材の違いはここ!
フォーマルスーツ編
フォーマルスーツは絹が一緒に織り込まれることが多く、
・ウール×絹
・綿×ウール×絹
など季節に合わせて素材の割合などをかえて仕立てられます。フォーマルスーツは正装として着られ、正装は黒が深ければ深いほど格式が高いとされてきました。
黒の先は「漆黒」となり、織り込むことで上品に艶めく絹を使用して漆黒を作り出しています。絹は多く使ってしまうと形が崩れてしまうため、少量でも上品な艶めきがでる質のいい絹が使われています。
カジュアルスーツ編
カジュアルスーツは動きやすさや手入れのしやすさなど生活スタイルに合わせて素材を選びやすくなっています。外回りが多い方なら雨風に多少うたれても大丈夫なようにナイロン混やポリエステル入りのものを、オフィス勤務が多い方なら体温調節のしやすい素材や季節によって楽しめる麻やウール入りの物を選ぶなど多種多様で選んで頂けます。
色の違いを見てみよう
フォーマルスーツ編
基本的には黒が多いですが落ち着いた色合いの紺も着られます。どちらも柄などは入っていないもので無地に上品な艶が出ているものが着られます。
カジュアルスーツ編
カジュアルスーツも色味は落ち着いた物を選ぶのが一般的ですが、ストライプなどの派手すぎない柄物やブラウン、グレーなど多少遊び心や個性を加えたスーツを着て行ってもいい場合もあります。TPOに合わせて選びましょう。
サイズの違いを紹介
フォーマルスーツ編
フォーマルスーツは腕まくりなどしずピシッと着ることをお勧めします。オーダースーツやセミオーダーでのサイズ合わせが1番自分に合ったサイズですが、そうでない場合でも腕の長さ、ウエスト回り、丈詰めはしっかりと行い、きちんとしたサイズを着ましょう。
カジュアルスーツ編
カジュアルスーツは既製品が一般的です。既製品でも自分のサイズには直せるためきちんとサイズ合わせをしましょう。カジュアルスーツは自分のおしゃれポイントを残して着ても差し支えがない場合が多いため、丈詰めを長めに取ってみたり、腕回りがキツくならないように太めに残して置くなど仕事スタイルや着ていく頻度の多い場面に合ったサイズ感に整えましょう。
フォーマルとカジュアルは1着ずつ持っておくと◎
冒頭にも書いたように曖昧な境界線のファーマルスーツとカジュアルスーツですが1つ1つのポイントで見ていくと大きく違ってくることがお分かりいただけたでしょうか?
どちらも着ていく場所を想定し、用途やシーンによって動きやすさや必要性を取り入れて仕立てているため、1着のスーツをどちらにも着回しするのが賢明ではありません。
それぞれ1着ずつもっていることが望ましいのでお持ちでない方はこれを気に買い足してみてはいかがでしょうか?