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大人になってからも、むしろ大人になったからこそ楽しめるアニメ

更新日時：2020年04月30日

新型コロナウイルスＣＯＶＩＤ－19の影響で緊急事態宣言が発令され、街から人や明かりが消えてしまいました。

 

コンビニやスーパーに行っても飛沫防止ビニールで仕切られていたり、早く閉まってしまうお店や、そもそも開いていない居酒屋。何でもないように思っていたあの頃の日常がとてつもなく尊いモノだったと再認識させられています。

 

必ず帰ってくるであろうその日々を待つ間、今まで見てこなかった人も、アニメを見てみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

かぐや様は告らせたい

 

肩の力を抜いて見られるアニメといえばコレ。原作はミラクルジャンプで連載が始まり、現在はヤングジャンプにて連載中の人気漫画。キャラクターなどの設定には真新しさはないのですし、ジャンルでいえばラブコメになります。しかし、その恋愛模様の見せ方がものすごいクセの強さで非常に引き込まれます。

 

「恋愛関係において好きになった方が負けは絶対のルール！」という（主人公二人において）神でさえも背くことのできない掟の中で闘い続けている両想いの二人の頭脳戦が面白く、恋愛の駆け引きとはずっとズレ続けながら、スピーディーに進んで行くストーリーは本当に何も考えずにだらっと見ていられるアニメの決定版と言えます。

 

そしてこちらのアニメ、一期の主題歌であの鈴木雅之が歌った事でも話題になっておりました。随所に入ってくる音楽やＳＥに、何故か往年のトレンディドラマチックな音が使われている。
ちなみに、実写映画化もしております。橋本環奈が可愛いという意外はあまり覚えていませんが。

プラスティック・メモリーズ

 

ベタな物語はお好きですか？そうであれば、プラスティックメモリーズは確実に見た方が良い作品と言えるでしょう。

 

新入社員の主人公と、その会社が開発している「ギフティア」と呼ばれる10年弱しか生きられないアンドロイドとの物語。

 

勘の良い人はこれだけでもストーリーの予想が大体ついてしまっているかもしれません。今のアニメはだいたいかなりひねったストーリーになっているのですが、この作品の良さは気持ち良いくらいのストレートさ。アニメや漫画に数多く触れてきた人であれば第一話の冒頭だけでも最終話がどんな話になるかわかります。

 

が、それでも尚このアニメを推す理由はやはり「泣けるから」です。大人になってから変わることの一つに涙もろくなるという事がありますが、それは自分自身の経験が豊富になった事で感情移入しやすくなったりしているからだと言います。そういう意味で大人にこそ見て欲しい作品です。

 

自分がもし、18歳の時にこの作品を見ていたら、大分違う感想を抱いていたと思います。ベタを、ありのまま受け入れられる大人になってから見られて良かったです。

 

 

 

ギャグ漫画日和

 

この作品のすごいところは、独特すぎるそのテンポです。普通、この手のギャグ漫画はアニメにすると途端に面白さが色褪せるものだと思っていました。

 

漫画であれば自分の思った通りのテンポ、頭の中で最適なタイミングに変換して読んでいるので面白いと感じるものですが、アニメになるとどうしてもわざとらしさが強調されたり、奇をてらっている感が強く出過ぎてしまうものです。そして、そここそがアニメアレルギーの人がアニメを嫌う最大の理由だと思っています。しかし、このアニメは声優さんの息継ぎやあるはずの間をすべて大胆にカットしている事により、異常なまでのスピード感で流れていくギャグが、この原作とピッタリマッチしてます。

 

アホみたいに一話が短く素早いので、するっと見られるのも良い点ですね。

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