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大人になった今だからこそ面白いと思えるオススメアニメ四選
更新日時:2020年04月14日
大人になるにつれ、なくなっていく自由な時間。
中々もうアニメを見たりとかそういう年でもないし…という方も多いと思いますが、意外と無理矢理にでもそういう時間を作ってみたりすると充実していったりするものです。そして、そんな自由な時間作ってよかった!と思えるような大人でもハマれるアニメをご紹介します!
言の葉の庭
超有名作「君の名は」を生み出した新海誠監督の、君の名はの前作にあたる言の葉の庭。
というわけでまだ知る人ぞ知るくらいの有名さであった新海誠監督らしさが詰まった作品ともいえます。ちなみにこの作品の主人公である雪野は君の名はにも出演していました。
子高校生の夢そのものというシチュエーションではじまる作品ですが、ストーリー自体は青春を過ごす若者なりの葛藤と社会に出て少し疲れてしまった大人の葛藤が描かれており、大人になった今だからこそ登場人物の気持ちがどちらもわかります。
新海誠作品ならではの美しすぎる作画はもちろんのこと、作中によく出てくる雨と、大江千里さんの「rain」を秦基博さんがカバーした主題歌がもの凄くハマっており、青春時代を思わず思い出してしまう方もいるのではないでしょうか。
攻殻機動隊シリーズ
アニメが好きな層であれば誰もが知っている有名作。
驚くべきは原作の発行年数。なんと1989年、今か30年以上も前の作品なのだ。にもかかわらずその時代考察は正確すぎてビックリ。
前作「アップルシード(1987年)」でも出てきていましたが、なんと携帯電話すら普及していないこの時代にスマホを使ってネット予約をしていたりします。
ちなみに攻殻機動隊の年代設定は2029年だそうですが、5年後くらいには電脳化も夢ではないと言われているほどですから、実際に2029年になった頃にはかなり現実化しているかもしれませんね。
話の内容もいうまでもなく面白く、ネットを使った犯罪など「よくあの時代にここまでリアルに未来の犯罪を予測できたな」と思えるようなリアルなものばかり。バラバラに見ても良し、攻殻機動隊ゴーストインザシェル、S.A.C、イノセンス、ALIVEと順を追って楽しんでも良し。
コードギアスシリーズ
日本人なら誰しもハマれてしまう設定がまずズルい!と思いながらも、一度見たらもうまんまと引き込まれてしまっている作品。
当時リアルタイムでTVで視聴していた時は次週が気になりすぎて友達同士で大予想大会が開かれ、そのたびに飲み過ぎてしまっていました。わかりやすいストーリーに、魅力的なキャラクター。
超能力バトルものかと思いきやロボットアニメのような側面もあり、よくあれだけ要素を盛ってまとまったなと思えるほどに楽しめる間口は広いので、どんな人にもオススメ出来る点もGOOD。
もしコードギアスの世界のように日本人が差別対象であったら、自国なのに自由を奪われて植民地化されていたら、自分ならどう立ち回るだろう?と考えながら見てみるのも面白いかもしれません。もしこの作品を見るのであればテレビシリーズの第一作目「反逆のルルーシュ」から必ず視聴してください!
坂道のアポロン
音楽系のアニメって、中々ヒットに繋げにくいと思うんです。
そもそも、楽曲自体が流行ってくれないと当たらないし…しかし、坂道のアポロンは題材がジャズであるがゆえにそんな打算的な「ヒットさせるぞ感」がなかったからこそ面白かった作品と言えるでしょう。
王道青春ストーリーなのに、題材は大人。そのアンバランスさに引き込まれること間違いなしです。
YUKIが歌う主題歌「坂道のメロディ」は作曲が上記攻殻機動隊でも有名な菅野よう子氏。お互いの個性をぶつけ合った、作品と同じ様な熱量を感じるあたりも素晴らしいです。