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ススキノの入り口には最高に美味しい塩ラーメンがある。その名も「和だしらぁめん　うめきち」

ススキノの入り口には最高に美味しい塩ラーメンがある。その名も「和だしらぁめん　うめきち」

更新日時：2020年10月27日

札幌と言えば、ラーメンが美味しい地域としてもかなり有名だ。そして、多くの皆さんは札幌と言えば味噌ラーメンというイメージがあるのではないかと思う。

 

実際に超有名店である「純連」さんを皮切りに、同じく暖簾分けのような形で純連（すみれ）さん、そして彩未さんなど、全国的にも有名店は札幌味噌ラーメンが看板メニューのお店は多い。

 

しかし、日本でも指折りのラーメン激戦区である札幌では、その他の醤油ラーメンや塩ラーメンもどんどんブラッシュアップされて行き、実際にほとんどのお店は美味しいラーメンを提供してくれるという安心感がある。

 

そんな中でも、2015年以降くらいの札幌のラーメンのブームであったいわゆる「淡麗系」と言われる、従来の札幌味噌ラーメンのような濃厚系の味とはまた違った味わいのラーメンが流行しだしてからは、本当に様々な味のラーメンが楽しめるようになった。

 

今回紹介するのは、そんな淡麗系ラーメンの中でも筆者がオススメしたい煮干し系塩ラーメンのお店「うめきち」さんだ。
（なんと店主さんは元ボクサーという異色の経歴の持ち主だそうで、今現在も週2回のボクシング教室を行っているそうだ。）

 


何故かお店には小さいサンドバッグもぶら下がっているぞ。

煮干し出汁のラーメンは最近になってかなり増えた。しかし、やはりどこか煮干しのエグみのような味を感じてしまうラーメンも多い。そのエグみを濃厚さで巧妙に隠しているラーメンというのも実際に酒を飲んだ後なら美味しく感じたりするものではあるが、うめきちさんの塩ラーメンはそういった煮干しのエグみを一切感じさせない、非常に綺麗な色、綺麗な味のラーメンだ。かといって、味にパンチが無いワケでは全く無い。むしろかなりガツンと塩味が効いていて、お腹が減っている時も、飲んだ後も、非常に美味しく味わえる。


朝からやっているのも嬉しい。

 

 

そしてその塩味の後には、和だしの優しい旨味と煮干しの豊かな香りが口の中一杯に広がっていく。

 

麺は自家製の少し太めの麺が基本。そして加水高めの中細ストレート麺にも変更可能。自家製の麺のほうは、もっちりとしていて食べ応え抜群。塩ラーメンに太麺？と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれないが、これだけ旨味たっぷりのラーメンだからこそ出来る異色の組み合わせという事だろう。

 

そして、個人的にはこちらの太麺の方が合っていると思う。スゴイバランス感覚だ。しかし、もちろん中細ストレート麺もウマい。特に夏季限定の「冷たいしおらーめん」にはピッタリ合っているように感じる。

 

しかも、ここ最近朝ラーメンも始めてくれたおかげで、朝にはこれがワンコインで食べられてしまうのだ。最高。

 

もう一つオススメしたいのが、「煮干しつけめん」だ。

 

 

普通、つけ麺と言えばしっかり味の濃厚系がほとんどだが、こちらは珍しくあっさり系の塩味のつけ麺（醤油も選べます）。

 

あっさりなはずなのに、味はパワフルで箸が止まらない。

 

そして小鉢でついてくる海苔もスープに合っていて、さらに味わいを深くしている。つけ麺は大盛りが無料で、割スープも無料で楽しめるのが嬉しい。

 

先ほども書いたが、朝はなんと7時からやっているのに、金曜と土曜の夜は夜中の3時まで（他の曜日は1時まで）やっていてくれるので、ススキノで飲んだ帰りにふらっと寄れてしまうのも嬉しいポイントだ。

 

何度食べに行っても飽きない塩味の煮干しらぁめん。是非とも札幌に遊びに来た際は寄って見て欲しい。

 

 

冷たい塩らぁめん（800円）

 

 

和だしらぁめん うめきち

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この記事を書いた人
上山泰弘

曲や文章を書いて暮らす何でもライター。これでＯＫ全自動！